2017年11月20日

すでに論理破綻している加計学園獣医学部への認可強行は安倍氏の未来に禍根を残すはず:トップリーダーに求められるシナリオ思考ができている人間ならば、こんな愚行はしない!

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すでに論理破綻している加計学園獣医学部への認可強行は安倍氏の未来に禍根を残すはず:トップリーダーに求められるシナリオ思考ができている人間ならば、こんな愚行はしない!
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2017/11/19(日) 午後 5:09
技術経営
社会教育
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新ベンチャー革命2017年11月19日 No.1852



タイトル:すでに論理破綻している加計学園獣医学部への認可強行は安倍氏の未来に禍根を残すはず:トップリーダーに求められるシナリオ思考ができている人間ならば、こんな愚行はしない!



1.問題山積の加計学園獣医学部開校への強引な認可は、大学への裏口入学同様の違法行為を国家が強制しているに等しい



 本ブログでは今、安倍氏と加計学園問題を取り上げています(注1、注2)。



さて、この加計学園問題の処理の仕方が異常なのは、加計も森友同様、われらの血税を食い物にする補助金詐欺の疑いがあるのみならず、裏口入学と同様な、“裏口”の大学設置認可を、文科省が強引に下ろした点にあります。



 前川・前文科省事務次官は、加計学園の強制的認可は行政を歪めるものと主張していますが、まさにその通りです。中央官庁がこういうことをやったら、もう日本は民主主義国家の体(たい)を成していないことになります。



 ところで、一般企業においては、コネ入社は日常茶飯事ですが、こちらは公共性がないので、違法とはなりにくいのです。一方、大学の場合、裏口入学は私学であっても違法です、なぜなら、国公立大学のみならず、私大も文科省からの認可を得ている上に、文科省から血税を原資とする補助金を受け取っているからです。そして、国公立大学はもちろんのこと、私大の場合も、文科省から認可を得ないかぎり、学生募集はできません。文科省が大学設置認可を与える以上、その認可プロセスに不透明さがあってはなりません。なぜなら、私大といえども、大学経営は公共性の高い事業だからです。



 上記のように、企業経営と違って、大学経営に限って、国公立大のみならず、私大に対しても、文科省が認可を与える代わり、一定の補助金を出すのです。さらに日本の場合、国公立大と私大の間の授業料格差が極めて大きいので、文科省から一定の補助金を得ない限り、私大の正常な経営は不可能のです。



 したがって、加計学園の場合も、血税を原資とする公的補助金なしに、大学経営は不可能です。一方、補助金を出す側の文科省にとっても、公的補助金を出す以上、国民に対して、認可した私大の品質に関して、それなりの保証をしなければなりません。



 ところが、加計学園の場合、安倍一派の強権が発動されて、文科省に対し、強引に認可を下ろさせたのです。



2.加計学園認可を文科省に強要した安倍氏の神経はもう異常としか言いようがない



 今回の文科省の加計学園認可は、不当そのものですが、安倍氏は、強引に、文科省の行政に手を突っ込んだのです。いくら首相といえども、許されざる越権行為です。



 今回の加計学園への不当認可の結果、将来、加計学園に重大事態が発生したとき、最終責任を負うのは、文科省官僚ではなく、今の文科大臣・林氏となるでしょう。たとえば、大学にとっての最大の恐怖である“定員割れ”を起こしたとき、留学生に奨学金(原資はわれらの血税)まで出して、穴埋めするとかの事態が想定されます。



 一方、官僚の方は、後々、問題が発生したとき、自分たちの身を守るため、責任はすべて、文科大臣にあることを証明する証拠固めを徹底的に行っていると推測されます。



 そして、林氏も自分にだけに、一切の責任を負わされないよう、すでに手を打っているはずです。



3.大学経営を企業経営と同様の発想で行ったら、絶対に成功しない



 加計氏の場合、家業が学校経営なので、その家業を発展させるため、これまで、次々と学校を設立していますが、その学校経営に見え隠れするのは、加計氏は、大学経営を企業経営と同等に考えているのではないかと疑われる点です。



 同氏が目をつけたのは、学校経営には、文科省の認可が必要ですが、いったん認可を得れば、文科省は認可を与えた学校の品質を維持するため、補助金を出す点です。要するに、加計氏の学校経営は初めから、文科省補助金や、地元自治体からの補助金や公的不動産の無償供与を当てにしているのです。



 ここに、森友同様に、補助金詐欺が生まれる素地が存在するのです。



 もっと言えば、カネのない人が、学校経営に乗り出せば、ほぼ100%、何らかの補助金詐欺行為をせざるを得ないのです。なぜなら、文科省は公的資金を出す以上、様々な条件を付けてくるからです。その意味で、私学経営は、資産家の慈善事業の場合しか、成立しないと言ってよいくらいです。



4.加計氏も籠池氏も、文科省や地元自治体を動かすのに、安倍氏を利用したにすぎない



 加計氏(加計学園経営者)や籠池氏(森友学園経営者)は、文科省や地元自治体から公的資金や公的不動産を得るため、どうしても、コネを利用しようとするはずです。そして彼らは、日本最高、日本最強のコネである安倍氏を利用したのです。



 一方、安倍氏の方も、おだてに乗って、彼らのビジネスに利用されてしまったのです。



 安倍氏も当初は、気軽な気持ちで、海千山千の彼らに利用されてしまったということですが、自業自得です。



5.モリカケ疑惑に関して、安倍氏は引き際を誤った



 モリカケ問題に関して、安倍氏夫妻は元々、気軽に口利きを請け負ったわけですから、もっと早期にすべてをあっさり認めて、さっさと総理を辞任しておけば、ここまで事態がこじれなったはずです。



 ところが、安倍氏は、2007年9月12日の悪夢(世にも醜い総理辞任劇)がトラウマとなっているはずなのです(注2)。そして、モリカケ問題に関して、安倍氏はこんな些細なこと(安倍氏にとって、モリカケ問題は些細なこと)で、総理まで上り詰めた俺様が、巻き添えを食って辞めるわけにはいかないと思ったはずです。



 もし、安倍氏がモリカケ疑惑関与を理由に辞めたら、自分のキャリアに汚点がつきます。そう判断した安倍氏が取った行動は、突然の衆院解散劇も含めて、まさに、強引なモリカケ疑惑飛ばしだったのです。しかしながら、それは、アリ地獄でもあったのです。もがけばもがくほど、安倍氏は墓穴を掘ってしまうことになります。



 残念ながら、安倍氏は多くの日本人同様、シナリオ思考力が強くないのでしょう。もし、安倍氏がシナリオ思考に長けていたら、手遅れになる前に、傷が浅い段階で、手を打ったはずです。



 しかし、安倍氏にはそれができなかったのです。今後、加計学園獣医学部には問題が噴出して、にっちもさっちも行かなくなるのではないでしょうか。



 そうなれば、2007年9月12日の悪夢(世にも醜い総理辞任劇)の再来です(注3)。もし、安倍氏がシナリオ思考で、自分の能力の限界を客観視できていたら、おそらく、2012年9月の時点で、自民党総裁選に再出馬していなかったはずです(注4)。



 結局、安倍氏は自分を客観的に分析できない人間という結論になります。



注1:本ブログNo.1850『安倍氏がいかにごまかしても、モリカケ疑惑は消えず、国民からの信頼は回復しない:民主主義の基本原理を理解できない安倍氏は、民主主義国・日本のトップとして、すでに失格!』2017年11月17日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37045007.html



注2:本ブログNo.1851『モリカケ地獄から抜け出したいばかりに、安倍氏は論理破綻した加計学園獣医学部認可を2017年11月14日に強行させたが、2007年9月12日の悪夢(総理中途辞任)は二度あることは三度ある』2017年11月18日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37046809.html



注3:ベンチャー革命No.243『ついにさじを投げた安倍首相』2007年9月12日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr243.htm



注4:本ブログNo.654『安倍元総理が自民総裁就任:尖閣挑発の石原都知事の愛息総理就任シナリオ崩される』2012年9月26日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30530751.html



ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


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posted by rio at 06:31| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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